下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

昨日と今日

昨日はいい夫婦の日で、今日は勤労感謝の日
世の中の人を2つに分けると、パートナーのいる人といない人。
この2つに分けられるのかな。
いや、どっちにも属さない人もいるのだろう。
現実世界はデジタルじゃないので、ゼロかイチに分けられない人もいる。
性別だって、ハッキリと分けられない人もいるらしいから。

僕はカミさんが亡くなってからパートナーのいない人。
もうかなりの年月が経ったけど。
もう今更、いい夫婦になろうとも思わない。
異性と一緒に住もうなんて思わなくなった。
ひとりが気楽。
好きなときに好きなものを作って食べ、好きなアルコールを飲めるし。
酔いが回ったら好きなときに、眠れる。
誰に気を使うこともない。
だから今後、一生死ぬまでこんな生活が続くだろう。

寂しさ?
幸いに、男に生まれたから孤独は嫌いじゃない。
何者からも邪魔されない生き方のほうが良い。
すべての判断は自分だけでできる。
相談しようとも思わない。

また今日は、勤労の日だけど、勤労していません。
これまでたくさん働いてきた。
理不尽な働きもあった。
真面目さ故に正直馬鹿と揶揄されたこともあった。
いろんな仕事を転々とした。
三人の子供を、男一人で育てるために、何でもした。
いわれなき首切りにも、何回か会った。
戦ったら、折れてきたけど、アホらしくなってやめた。

珍しい仕事にも出会った。
若い上司から、えこひいきも受けた。
笑ってやめた。

もう、お金も要らない。
食べて生きてゆくだけの金が、ポケットにあれば良い。
だから今日は勤労に感謝できません。
ごめんなさい。
謝ることじゃないか。