下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

またしても、悲惨なテロが起こりました。

パリで起きたテロ事件をニュースで見て、まるで9.11のようだ。
そう思いました。
米国の事件では、どうしてこれほどまでに米国は嫌われるのか?
そういった意見もあったけど、その理由は見つかったのだろうか。
今回のパリのテロでも、どうしてフランスは彼らの標的に選ばれたのか。
フランスが何をしたのだろう。

ただ彼らテロ犯はやりやすい場所だからパリを選んだのか。
それとも、もっと違う理由があったのか。
テロ犯の崇める神を侮辱した、風刺した、新聞社が存在するから。
それが理由の一つになったのか。

テロ犯たちの命をかけたテロ行為の奥深いところに何があるのか。
日本を含めた先進国はやれハロウインだ、クリスマスだと浮かれて良いのだろうか。
世界で広がった格差にどれほど本気で取り組んでいるのだろうか。

グローバル世界ではより容易に、その格差を認識できるようになった。
この世界はおかしい、狂っている。
そう思う若者たちが実際に存在している。
そんな彼らが神を信じて、命をかけてテロ化する。

そんな彼らを力で押しつぶすことはできないだろう。
力で対抗すればするほど、反発力も増してくる。
世界の首脳たちが、彼らと対話することはできないのか。
まずはテロに停戦を持ちかけてみることはできないのか。
話の通じる相手ではないのだろうか。
世界の知恵を集めてもできないことなのか。

テロが世界中に拡散する前に。
人類を進化させるために。