下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

文化の日ってなんだ。

勇んで探検にでかけてみました。
山道をスクーターで走ってみたけど、この先もし転んだら、どうしよう。
ハンドルを誤って谷に落ちたらどうしよう。
たぶん何日も、誰にも見つからないだろう。
そんな不安から、途中で引き返すことにしました。

やっぱり山道は歩くか、オフロードバイクで攻めるかですね。
情けないけどしょうがない。

文化の日の今日様々な人達が勲章をいただいて、いいことですね。
一人の人が言いました。
自分が一番つらい時に、自分を支えてくれた妻がいたから今の私がいる。

妻がいてくれたからこそ、この賞をいただけたのです。

そうなんだ。
でも僕は一番つらい時に、カミさんがいなかったんだ。
カミさんが支えてくれていただけでも幸せだったんじゃないのかな。
羨ましい。

昔は勲章を固辞する人が時々いたけど、今はほとんどいないね。
そこまで意固地になってもしょうがないと思うようになったのかな。
大勢に流されるときは、仕方ないじゃないか。
それに無理してあがらうことは恥ずかしいことだ。
そんな雰囲気になってきたのだろうか。

それに、今は社会も変わってきたのかな。
賞をもらったからといって、周囲がそんなに崇めなくなってきたような気がします。
どこかの、一部の人達だけから評価された賞でしかない。
直接、自分には直接関係ない話だと思うから。

たぶん、その人の事務所に行けば、大きくその賞が掲げられていることでしょう。
でも、関係のない人には「なにそれ」
そのくらいの賞に対する評価なんでしょう。

よく言われる価値観の多様化。
自分にとって何が大事なのかを知ること。
今後は、そんな多様化の中から、なにか大事なものを拾い出すこと。
それが大事なのかもしれません。

晩酌中の酩酊おじさんの独り言でした。
おやすみなさい。