下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

矛盾している。

国境なき医師団の施設が米軍の空爆誤爆されたとのこと。
この記事を読んでいて、人間のやってることの矛盾やはかなさを感じた。
すぐ近くでは銃や爆弾を使って殺し合いをしている。
そして、そのすぐそばで、己の命も顧みずに治療に当たる医師団がいる。

いったい人間は何をやっているのだろうか。
自分たちの行いを客観視したり俯瞰したりできないのだろうか?
ジョンレノンがイマジンで歌っているように、イメージすることができないのだろうか?
いま実際地球の周りを回っているISS
この宇宙飛行士たちが窓から眺めている地球というものをイメージできないか?
真っ暗な宇宙に浮かんでいる丸い地球を想像できないのだろうか?

インターネットを駆使して、悲惨な血なまぐさい映像を流したりしている。
戦闘に参加する若者をインターネットを使って集めていたりする。

だったら、そのインターネットを使って世界平和を学ぶことはできないのか?
もっと視野を広くすることを学べないのか?
宇宙から見た地球、そんな映像はネットの中にはたくさんあるではないか。


こんな考えは平和ボケした僕には、やっぱり甘すぎるのでしょう。
身内が殺され、収入がなく食うものもなくなる。
そんな経験もない人間の絵空事と笑うしかないのだろう。

でも悲惨な戦闘と、医師団の博愛、この矛盾をどうにかしてなくせないか。
どうしてもそう考えこんでしまう。