下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

思い出の先生ですか。

今週のお題「思い出の先生」
僕らの頃は、まだ暴力が許されていたような時代でした。
ある程度暴力を振るう先生が、学習に力を入れている。
そう父兄から思われているような時代でした。

思春期の頃、好きな同級生の前で先生から暴力を受ける。
これは屈辱にも似た、耐え難いことでした。
特に悪いことはしていなくても、勉強が理解できないだけで、叩かれる。
そんな時代を過ごしました。

だから思い出したくもない先生たち。
なんです。

生徒と先生の間には、越えることのできない高い壁があった。
本心で相談したり、慕うなんてことは考えつきもしなかった。
そのあと、学校が荒れたり、教室のガラスを割ったりするような時代が来ました。

同級生たちも卒業すると、人が変わったように変化しました。
いい意味でも、悪い意味でも。

この頃のニュースでは小学校が荒れているとのこと。
僕は暴力を受けながら育てられたので思うのですが。

小学生までは、ある程度力で抑えてもいい。
そう考えてしまいます。
小学生であれば、体力的にも大人が勝てる。
荒れている小学生は、力で抑えられる。
だからそれを肯定します。

これも暴力時代を経たからそう思うのでしょうけど。
やっぱり暴力は輪廻するのか。