下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

情けない気持ち。

私は平成9年に家内を亡くしました。
乳幼児を含めた幼い子供が3人いました。
その後不況により、勤めてきた職場も閉鎖されて失業しました。

当時、児童扶養手当は母子家庭だけ支給されていました。
当時の自民党の言い分は、母子家庭より父子家庭のほうが年収が多いからその必要はない。
そう言ってきました。
男だからとか女だからとかで制度を作らずに、困っているかいないかで判断してほしい。
そう思っていましたがダメでした。

そして、今日とみいさんのブログを拝見しました。tomii23.hatenablog.com

児童扶養手当法の一部改正案~
民主党マニフェストにおいては、母子家庭と同様に父子家庭に対しても児童扶養手当
を支給することが掲げられた。その後、21 年9月の政権交代を受けて、政府は、父子家
庭への手当支給に必要な予算として、22 年度予算案に 50 億円(22 年度は8月~ 11 月の
4か月分を 12 月に支給。満年度ベースでは 150 億円)を計上した。
この150億円という予算額と比べてみたらとても情けない気持ちになってきました。

一番下の子が高校を卒業する前の数年間だけ、父子家庭にも支給されることになりました。
しかし、僕がわずかばかりの年金を受け取れるようになると、その児童扶養手当も止められました。
そしていつの間にか、こうして年老いてしまいました。
こうして生きてこられただけでいいじゃないですか。
そうなんですよね。