下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

バイクはやっぱり危ない乗り物です。

ホンダベンリー110を手に入れるつもりでしたが、なかなか中古を売っていません。
予算的にも新車は買えそうにない。
そこでドリーム店で目にしたのがリード110でした。
値段も安かったのでついつい買ってしまいました。
はじめての原2で少し大きく感じましたが乗り始めて調子づいてしまいました。

昨日、ある坂道に入ったら行き止まりのネットがしてありました。
そこで深くも考えずにUターンしようとしたら、コケました。
バイクにも傷がついて、僕の足にも少し擦り傷が出来ました。
重たい車両を必死に立てなおして平らなところに停めることが出来ました。

なるほど、バイクは倒れるものなんだ、という事実に改めて気付かされました。
走っているときは心地よいけど、止まると危険なんだ。
自動車学校では、コマネズミのようにコースを覚えることは教えても、坂道でのバイクの取り扱いについてはなんにも教えてくれなかった。

うーん、ネットでバイクの立ちごけで検索すると誰しも立ちごけの経験があるというのに。
教習所というところはもっと実践的な教習をしてほしいものだと思いました。
これからはもっと安全に気をつけて乗ることにします。

家内がもし生きていたら、絶対にバイクの免許をこの歳で取らせることはなかったでしょう。
僕の体を今は誰も心配してくれるものはいないということか。
でもこのような経験ができたということは嬉しい事でもある。

これからは年金生活者として、いかに節約の人生を歩もうか。
そのために車を手放して、バイクを自分の足として使うことにした。
多くの荷物は積めないけど、消費の量も少なくなるだろう。
老後の生活を送るためにはこのくらいの不便さは乗り越えないとならない。
ゆっくり流れる時間を使いながら。