下り坂を楽しもう

人生を折り返して、下り坂も終わりに近い爺の戯れ言

幸か不幸か?

たぶん僕の周りの誰もが、僕のことをかわいそうな男だと思っているのだろう。

そりゃそうだ。

妻を亡くして、乳幼児3人を一人で育てなければならなくなったから。

だれだってそう思うだろう。

でも意外と本人はそうでもなかったりする。

いや、強がりでもなくて。

たしかに大変だったのだろうけど、それより子育てのほうがずっと楽しかった。

今の若い人の中には、結婚はしたくないけど子供は欲しい。

そんなことを思っている人もいるみたいだ。

そんな人には僕のような境遇にある人間をどう思うのだろうか。

子供は一人ならいいけど、3人はちょっと、そう思うだろうか。

でもね、子供は複数いたほうがずっと楽しい。

子供にとっても、一人じゃ可哀想。

 

こんな話を聞いたことがある。

死刑囚の話だけど、死を目前にして錯乱する死刑囚は子供がいない人が多い。

子供をもうけた死刑囚はあんまり乱れないと。

己のDNAを残すことができるということは、心安らかに死ねるのかなぁ。

ならば世の浮気もんで、あっちこっちに子供を作りまくったやつほど幸せなんだろうかな。

生物学的には子孫をたくさんばら撒いたほうが生き物のためには役に立つのだろうか。

でもやっぱ一夫一婦制のりおしどり夫婦が綺麗だよね。

でも、世の殿方はやっぱりハーレムが最終的には望みなんだろう。

 それが男の生理的、さが(性)なんだろうし。

ということは決して男と女の間には分かり合える可能性はない。

なので、それをオブラートに包んで、一緒に生活するしかないのだ。

オブラートが破れそうになったら、セックスて補修しなければならない。

人間だってただの哺乳動物にほかならないのだから。

 酔っ払うと何言っているんだろうか。

おやすみ。