極めて稀な境遇に身を置いているらしい。
だから様々な福祉制度も該当するものが少ない。
高齢になって子供を複数授かったけど、すぐに家内を亡くした。
しばらくしたら仕事もなくなった。
乳幼児の育児のために哺乳瓶と紙おむつを持っての毎日が続いた。
やっと、月5万円の老齢厚生年金が支給されるようになった。
遺族年金は母子家庭だけで父子家庭は対象外。
でもやっと児童扶養手当の支給が母子家庭だけではなく、父子家庭にも決まった。
しかし、年金を支給されているので児童扶養手当とは併給できない決まりと知った。
老人がひとりで子育てをするのは、まかりならんということだろうか。
まさか今時、そんな人はこの世にいないよ。
だから、今の制度のままでいいじゃないか。
制度の狭間に落ちて、もがいている年寄りが声を上げられるのはブログぐらい。
だって他に類を見ない少数派ですから。
絶滅危惧種は、やがて自然淘汰されるのが運命ですから。